高齢出産の妊娠安定期には注意が必要!流産を予防するために・・

高齢出産 流産 

 

安定期と言われる時期(妊娠12週〜)に入っても、高齢の妊娠は油断ができません。
分娩のその日まで安定ではない、と考えられるのが、高齢などのリスクのある妊婦さんです。

 

流早産の危険性

 

高齢出産 流産 切迫早産 

 

・出血
胎盤が剥がれかかる、子宮口が開きかけている、などの場合が考えられます。

 

・お腹が痛む、または張っている
子宮頸管が短い場合があります。
短くなっていると分かったら、早産になる可能性が出てきます。

 

・破水
赤ちゃんの周りにある膜が破れてしまい、中にある羊水が漏れている状態です。

 

・胎動の異常
胎動が減っていたり、動きがないときは、妊娠中期であると胎児に何らかの異常が出ている可能性があります。

 

・切迫流産
お産が正期産の時期より前に始まりそうな状態になることを、切迫流産と言います。切迫流産でも状況は様々ですが、お産が急に進む場合もあれば、正期産の時期まで持ち直せるときもあります。子宮の状態が悪いと、分娩を早める場合も。

切迫流産の対処としては
・安静を保つ
・子宮収縮を抑制(点滴、内服薬、局所投与など、薬を使います)
・感染の予防、治療(抗生物質の投与以外に、膣洗浄を行うことも)
・その他(黄体ホルモンや、ステロイドの投与など)
などを行います。

 

早産になるリスクのある要因

早産は、お母さんの原因のとき、胎児側の原因であるとき、この両方のどちらからでも起こるものです。
リスクのある状態である場合は、早産の予防としてその処置が必要です。

 

子宮頸管が短い

 

高齢出産 流産 子宮

 

子宮頸管は、分娩が近づくと短くなり始め、子宮口も開いていきますが、その状態に早めになってしまうと、早産の危険性が出てきます。
データとして、子宮頸管の長さが22mm以下であった妊娠24週のグループと、同じ時期に40mm以上あったグループを比べてみたところ、早産の確率は9.5倍にもなったとあります。

 

・子宮頸管無力症
子宮頸管が短いことと、子宮口が広がりやすいことが分かったときにつく、診断名です。
この診断がされたときは、場合により、頸管縫縮術という、子宮頸管を特殊な糸で縛っておくという処置が行われることもあります。

 

・子宮頸管の治療をしたことのある場合
円錐切除手術(子宮頸がんのときに行う、がんを取り除く手術)を受けたことがある場合、そこを切除しているため、頸管が短いときがあります。

 

子宮頸管の問題以外にも、早産のリスクはあります。

・感染
頸管炎、細菌性膣炎などの場合、それが奥に進んでいく可能性があります。
結果的に赤ちゃんの周りの膜が感染することがあり、そうすると早産の可能性が高まります。

 

・多胎妊娠
母体にとって負担の大きい妊娠である多胎妊娠は、早産になりやすいと言われています。

 

・母体が合併症になった場合
心疾患、甲状腺疾患、糖尿病、高血圧などの、母体合併症。
これらの症状によっては、早産になりやすくなると言われます。

 

また、以前の妊娠で流早産している人も、早産のリスクは高いです。
その時の原因が分かっている場合は、対応可能であれば、予防をして対処します。

 

正期産に近くなるために

 

高齢出産 流産 正常期 

 

昔だったら育てられないであろう小さな赤ちゃんも、医学の進歩によって、無事に生き延びられるようになってきています。
ですが、母体で十分に育ってからのお産の方が、その後、お母さんにも赤ちゃんにも、負担が少なくなります。
早産になる可能性の高いであろうお母さんは、正期産に近い時期に分娩できるために、安静にして過ごすなどのことが重要になってきます。

 

胎内で亡くなってしまった場合

赤ちゃん側の異常であったり、お母さんの子宮の問題であったり、原因はいろいろありますが、赤ちゃんが胎内で亡くなるという、悲しい状態も起こり得ます。
妊娠22週以降であれば死産と言い、それ以前だと流産と呼びます。
胎児が大きくなっている状態でこの状況になったときは、経膣分娩や帝王切開により、亡くなっている赤ちゃんを産みます。

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