高齢出産の帝王切開のリスクとは?どんな割合?

高齢出産 帝王切開

 

リスクを考慮し、経膣分娩では心配であると判断されると、帝王切開になる場合があります。
ここ最近のお産は、帝王切開が増えているのですが、自然分娩より帝王切開の分娩の方が良い場合があり、手術になる経緯も様々。高齢だから不安、という理由だけで、帝王切開になるものではありません。

割合は?

35歳未満の帝王切開 率が1割から2割程
35歳以上では4割

リスクの低いのは?

高齢ならば、帝王切開がいい、と思っている人もいます。
ですが、そうとも言い切れず、よりリスクの少ない分娩を選ぶのが望ましいことです。

 

分娩でのリスクは?

 

高齢出産 帝王切開 リスク 

自然分娩のリスク

・骨盤位:先に、足やお尻が出ることがあり、その場合頭がつかえる危険があります。
・帝王切開、及び子宮の手術を以前に経験したことがある:陣痛のときに以前の切開部が避ける可能性があり、そこから子宮破裂になる危険があります。
・低置胎盤:出血が分娩中に増えると、母子ともに危険です。
・子宮筋腫:子宮の収縮が弱くなる場合があり、筋腫部位により分娩が進みにくくなります。
・多胎:胎児が苦しむ可能性や、分娩の途中に胎位が変わる場合があります。
・妊娠高血圧症候群:母体の血圧コントロールが、痛みから乱れやすく、子癇などの合併症の危険があります。

 

手術でのリスク

・術中、術後の合併症の危険性があります(術後の再出血、周辺の臓器の損傷や癒着など)
・妊娠中は血液が固まりやすいので、術後の静脈に血栓ができる可能性があります。血栓が流れ出て動脈を塞ぐと、肺塞栓の原因となりかねません。
・血栓症予防の治療で、出血しやすい場合があります。
一度帝王切開をすると、次回のお産も帝王切開になる場合が多くあります。
・麻酔薬で影響が出る場合があります。

 

帝王切開をする部場合はどんな時?

 

高齢出産 帝王切開 どんな時? 

 

尚、次の場合は帝王切開をします。
・前置胎盤
・児頭骨盤不均衡:骨盤が赤ちゃんの頭より狭い

 

手術がいいかどうかの見極めは、高齢出産に多くあるケースが経膣分娩できるであろうと思われるが、通常よりリスクは高いと予想される、というケースです。
経膣分娩ができないと判断がつくなら、前もって、手術の詳細を決め、予定帝王切開になるのですが、このケースの場合はちょっと違います。
医師の方針、医療施設、妊婦さん自身がどうしたいかの希望、など、これらを合わせて考え、帝王切開が最適かを決めるのです。
経膣分娩に決まったとしても、危険と判断されれば緊急帝王切開に。その可能性があるならば、経膣分娩でも、帝王切開の指導も受ける場合があるでしょう。

 

緊急帝王切開の場合

・胎盤が、分娩より前に剥がれた
・先に臍帯が出てしまった
・経膣分娩中、赤ちゃんの心音が弱くなった
・陣痛が弱くて子宮口が開かない
・赤ちゃんが下りてこない など

 

帝王切開の手順

 

高齢出産 帝王切開 段取り

 

予定帝王切開を行う場合、陣痛が始まるより前には、入院しておきます。
もし入院前に陣痛が始まったり、経膣分娩中に何かしらのトラブルがあったら、帝王切開をすぐ行います。

入院

手術日前日までには入院する
     ↓
準備が行われる(検査の最終的なものや、術前の説明、同意書へ署名、などを行います。飲食は、夜より禁止です。)

 

手術当日

浣腸、点滴、ノンストレステストなどをしてから、手術に臨みます。
     ↓
麻酔(普通、腰椎麻酔か硬膜外麻酔ですが、緊急帝王切開では、全身麻酔になる場合もあります。)
     ↓
皮膚を切る(恥骨上部に横に切開か、へそ下に縦に切開します。横の方が傷が術後に目立ちませんが、手間がかかるので、緊急時は縦切開が多いです。)
     ↓
子宮を切開し、赤ちゃんを出す(通常、子宮下部を横に切り開き、赤ちゃんを出します。そのあとに胎盤の剥離などをし、子宮をきれいにします。)
     ↓
縫合(子宮の切開部分を縫い合わせてから、お腹も縫います。)

 

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