高齢出産の不妊の障害の種類とは?

35歳高齢出産 不妊 

 

一言に「不妊」と言っても、原因は様々です。
避妊しない性生活があれば、1年間のうちに8割以上、2年間で9割以上が、妊婦さんになれると言われています。
2年過ぎても子どもを授かれない場合が、一般的な、不妊治療の開始時期。
ですが、35歳以上であるなら話しは別。
子どもがなかなかできない、と思った時点で原因を調べるのが良いとされます。不妊治療自体の成功率も、早めの受診で上がるのです。
また、それとは逆に、高度な不妊治療をしても、高齢出産と言われる年齢だと意味がないのでは、という考え方もあり、その場合は自然に近い妊娠を目指す、などの対処をします。
不妊における治療方法もいろいろとあります。夫婦間でしっかりと話し合いをし、自分たちの思っている形での妊娠ができる機関を選んで下さい。

 

不妊の原因の主なもの

 

35歳高齢出産 不妊の原因 

 

●セックス自体に問題

・セックスがない
・頻度が少ない
・排卵の時期と合っていない

 

●女性側の問題

 

・ホルモンの分泌バランスの悪さからくる、排卵の問題
・PCOS(多のう胞性卵巣症候群)などの排卵障害からくる、卵巣の問題
・子宮内膜症などに見られる卵管の詰まりにより、卵子が卵管を通れない、といった、卵管の問題
・子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮の形の異常など、子宮に問題があり着床しにくい場合
・頸管粘液不足、精液との相性の悪さ、頸管部の炎症などによる、子宮頸管の障害からくる問題

 ●男性側の問題

・精子を作ったり成熟させる機能に異常のある、造精機能に問題がある場合
・精巣から精子が通過する経路が塞がれている、といった、精子の通過路の問題
・勃起できない、射精できない、など、性機能での問題

 

原因がいろいろとあることが分かったと思いますが、これらを特定するため、検査をする必要があります。

 

不妊の原因を調べる検査とは

 

35歳高齢出産 検査 

 

女性側が行う検査

 

女性は検査項目が沢山あります。
女性の方が、不妊の原因になる病気の種類が多いためです。
なので一度に済ませてしまうことができず、通院も数回することになります。

 

・基礎体温表を分析

起き抜けの体温を記録したものが基礎体温表ですが、これにより、排卵の有無、黄体機能が推測できます。
また、月経の周期を把握して、検査日程を決定することにも使われます。

 

 ・内診、超音波検査など

卵巣と子宮の状態を、超音波や触診により観察することで、異常がないか調べる検査です。

 

・血液検査

月経に関わるホルモン(FSH、LH、エストラジオール、プロゲステロン、など)や、不妊を引き起こすと言われているホルモン(プロラクチン、テストステロン、など)の量を調べます。
血中ホルモンの検査は一度ではなく、数回行い、ホルモンバランスの変化を見ます。

 

・卵管疎通性検査

子宮に液体や気体を入れる検査です。
この検査は、卵管の通りも良くしてくれる効果があります。
幾つか種類のある検査で、
○卵管通気法(子宮内圧の変化を調べるため、炭酸ガスを入れる)
○卵管通水検査(生理的食塩水や、超音波に写すための造形剤、などを入れて確認する検査。また、色素のある水を入れて、詰まりが確認できたら治療をすることもできる)
○卵管造影(エックス線撮影のため、造影剤を入れて行う)
などがあります。

 

・腹腔鏡検査

お腹に腹腔鏡というものを挿入して、画面にを見ることで確認する検査。
癒着や閉塞が見つかった場合、治療をすることもできます。
子宮内膜症であるかどうかを調べると同時に、そうであった時は、焼灼もできます。
これは、全身麻酔で行う検査です。

 

男性側が行う検査の主なもの

女性とは格段に数の少ない、男性の検査。
妊娠ができない原因が男性にあることも多くあるので、男性の検査も必要なのですが、こちらは、精液の検査中心となります。
精液中にまったく精子が見てとれない場合にのみ、精管や精巣の検査も行います。

 

・精液検査

男性が自分で採取した精子を容器に入れてもらい、それを使って、数、運動性の良いものの割合、形態が正常である精子の割合、などを検査します。

 

精子の正常値の目安としては、
・精液量 2ml以上
・精子数 1mlあたり2000万個以上
・運動率 50%以上
・正常形態率 15%以上
とされています(WHO基準)

 

二人で行う検査

フーナーテスト(精子頸管粘液適合試験)と言って、二人の相性を調べる検査です。
性交を排卵日直前に行い、頸管粘液には元気な精子がどれだけいるかを調べます。
この相性が悪いと、精子が死滅、などという場合もあるのです。

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