妊娠検診の方法はいつからいつまで?

 

妊婦健診 方法 

妊婦さんは、赤ちゃんの状態とともに、自分自身の状態を把握しておく必要があります。
母子共に、出産の日を安全に迎えるためであり、そのために行われるのが、妊婦健診です。
妊娠初期から、出産直前まで、医療機関で行います。

 

妊婦健診で調べること ・赤ちゃんの状態

 

妊婦健診 方法 初期 

 

超音波検査などで、赤ちゃんがどういう状態であるかを調べます。
この検査では先天性異常の可能性を知ることができるので、知りたくないという場合、事前に伝えておかなければばりません。

赤ちゃんは正常な位置にいて
心臓の動きは確認できるか
妊娠週数の確認と分娩予定日の修正を、大きさから判断
異常がない胎児であるかどうか順調に発育してるかどうか
正常な位置に胎盤があるかどうか適量な量の羊水かどうか

また、妊娠検診には出生前診断は含みませんので、希望であれば別途申し込みます。

 

お母さんの状態

 

妊婦健診 方法 お母さん 

 

合併症の予防や早期発見、治療、また、安全な出産の計画をたてるため、尿検査、血液検査、血圧測定、体重測定などを行います。

子宮頸がんの有無感染症ではないかどうか
貧血がないかどうか血液の凝固の異常が出ていないかどうか
妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病など、妊婦特有の病気になっていないか
切迫流産の危険はないかどうか

特に異常がないように思えても、尿に糖が出やすいのが妊娠中です。
妊娠糖尿病かどうか、血糖検査を行ったりもします。

 

赤ちゃんが元気であるか

 

妊婦健診 方法 赤ちゃん 

 

分娩監視装置というものを使いノンストレステスト(NST)を行うのが、分娩間近の時期。
赤ちゃんの動き、心拍の変化や、子宮収縮はどれくらいの度合いかを調べます。NSTは、ウェルビーイング検査という、赤ちゃんの元気を確認する検査のひとつ。
センサーをお腹につけ、40分程度、安静にして様子をみます。この時の赤ちゃんは、寝たり起きたりしているので、心拍数が図れます。
注意が必要なのは、心拍数が少ない、子宮収縮に対し心拍数が下がる、といった場合。状況次第で、子宮外に早めに出すという、帝王切開も頭に入れておくといいでしょう。

 

妊婦健診のスケジュールについて

 

妊婦健診 方法 スケジュール 

 

初診〜妊娠11週(妊娠2〜3ヶ月)

この時期には、計3回くらい健診を受けます。
赤ちゃんの心拍が確認できれば、4週に1回の頻度に。
検査内容としては、

経膣超音波検査
子宮頸部細胞診
血液検査(血液型、血算、血液の凝固検査、など)
血糖検査感染症検査(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV抗体、HTLV-1、風疹)

が、主なものです。

 

妊娠12〜23週(妊娠4〜6ヶ月)

4週に1度健診を受けます。
検査は、

経腹
経膣超音波検査
細菌検査(膣内、頸管細菌、クラミジア)

などが行われます。

 

妊娠24〜35週(妊娠7〜9ヶ月)

2週に1度健診になります。
検査内容は、

経腹超音波検査
血液検査
糖負荷検査

に、なります。

 

妊娠36週以降(臨月)

1週に1度健診です。
検査は、

血液検査
感染症検査(GBS)
経腹超音波検査
ノンストレステスト(NST)

です。

 

毎回行う検査
体重測定
血圧測定
尿検査(尿たんぱく、尿糖のスクリーニング)
浮腫みの有無、程度の確認
胎児の位置、心拍の確認

その他、内診や、腹囲・子宮底長の測定も行われます。

 

このようなスケジュールで一般的に行われるのが妊婦健診ですが、必要に応じ、検査項目や受診回数が増える場合もあります。

 

妊婦健診はきちんと受ける。妊娠したと分かったら、医療機関を定期的に受診し、妊婦健診を必ず受けて下さい。
混んでいる場合などには時間も要しますが、お産を安全に迎えるには重要なことです。
特に高齢での妊娠である場合、合併症も起こしやすいし、流産・早産の確率も上がります。
妊婦健診を利用し、自分と赤ちゃんの体調管理や状況把握をして下さい。
また、母子手帳に健診結果を記録することや、検査結果の通知を持ち歩くことなども大事なことです。

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